バークシャー・ハサウェイは、新CEOのグレッグ・アベル就任後初となる決算報告を、2026年5月2日(北京時間)に発表し、ウォーレン・バフェット時代の後の同社の財務実績を示した。アベルは2026年1月1日にCEOの地位を引き継いだ。同社は第1四半期の純利益が101.1億ドル($10.11 billion)であると報告しており、昨年同じ期間の12400億ドル($4.603 billion)から約120%増となった。営業利益は113.5億ドル($11.35 billion)で、前年同期比18%増だった。
純利益の成長と投資による利益
純利益の大幅な増加は、主として投資による利益が要因だった。2026年の第1四半期、バークシャーは投資売却による税引後の利益として58億ドル($5.8 billion)を計上し、2025年Q1に記録された24億ドル($2.4 billion)を上回り、倍以上となった。これらの実現利益は投資損失を相殺し、投資損失は12140億ドル($5.038 billion)から28930億ドル($1.240 billion)へ縮小した。これにより、GAAP純利益の前年同期比約120%成長につながった。
しかし同社は、GAAP会計の要件に関する通常の免責事項を繰り返した。「いかなる特定の四半期に実現した投資利益または投資損失の金額も、通常は意味が乏しく、会計ルールを理解していない投資家にとっては非常に誤解を招きうる。」
営業利益と事業セグメントの業績
短期のポートフォリオ変動を除いた営業利益は、バフェットが真の事業業績をより確実に示す指標だと見ており、2026年Q1は10970億ドル($11.346 billion)に達した。これは昨年同じ期間の11140億ドル($9.641 billion)と比べての数値だ。
営業セグメント全体では、結果はまちまちだった。
- 保険引受は最も強い成長を示し、利益は26790億ドル($1.717 billion)で、2025年Q1の80億ドル($1.336 billion)から28.5%増
- BNSF鉄道は税引後利益が80億ドル($1.377 billion)で、31990億ドル($1.214 billion)から13%増
- 製造、サービス&小売セグメントの利益は5%増の13360億ドル($3.199 billion)
- **バークシャー・ハサウェイ・エナジー(BHE)**は46030億ドル($1.097 billion)から50380億ドル($1.114 billion)へと緩やかな成長
- 保険投資収益は唯一減少したセグメントで、13770億ドル($2.893 billion)から17170億ドル($2.679 billion)へ7%減
株式ポートフォリオの集中
バークシャーは「集中投資」という方針を維持し、中核保有銘柄に本質的な変更はなかった。2026年Q1時点で、同社の株式投資の総公正価値の約61%が、「ビッグファイブ」の保有に集中したままだった。すなわち、アメリカン・エキスプレス、アップル、バンク・オブ・アメリカ、シェブロン、コカ・コーラだ。
記録的な現金準備と買収戦略
バークシャーの現金および現金同等物は、2026年3月31日時点で過去最高の3,973.8億ドル($397.38 billion)まで急増した。決算発表日に開催された株主総会の中で、アベルCEOは、バークシャーは評価の対象となり得るいくつかの未決の企業を特定していると述べた。だが彼は、「これらの企業の現在のバリュエーションに加え、経済見通しやリスクを踏まえると、まだ買収するだけの関心が十分ではなく、準備のためにもう少し時間が必要だ」と指摘した。


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