ビットコインとイーサのETFで3日連続の資金流出が続いていることは、先週の大幅な流入の勢いの後も投資家がエクスポージャーを縮小し続けていることを背景に、慎重さへの転換を示している。XRPのような小型資産は引き続き選別的な資金を引きつけている一方で、ソラナ関連商品は依然として動きがない。
要点:
- ビットコインETFは131億1000億ドルの流出が発生し、BlackrockのIBITが主導しており、3日連続の流出となった。
- イーサETFは87.73Mドルの損失で、FidelityのFETHが下落したことが背景にあり、市場全体の慎重姿勢を示している。
- XRP ETFはBitwiseを通じて359万ドルの流入を獲得したが、ソラナは3日連続で横ばいだった。
トレーダーがビットコインETFに20.4億ドルを投入、流出が見通しを組み替える
暗号資産の上場投資信託(ETF)における調整は、4月29日(水)にかけて勢いを増し、ビットコインとイーサの両方の商品の間で継続的な売り圧力が見られた。いったんは小休止だったものが、短期的なポジション調整に近い様相を呈している。
ビットコインETFは純流出が1億992.7億ドルとなり、負けの連続は3日間に延びた。BlackrockのIBITが出動(ドル建ての流出)を5,473万ドルでリードし、次いでFidelityのFBTCが3,613万ドル、Ark & 21SharesのARKBが3,004万ドルだった。GrayscaleのGBTCとFranklinのEZBCも圧力を強め、流出はそれぞれ2,115万ドルと654万ドルだった。
一方で、相殺もあった。Morgan StanleyのMSBTは1,081万ドルを引き込み、需要の珍しい受け皿となった。しかし、より広い全体像を大きくは変えるには至らなかった。
3日連続のストレートな流出によって、ビットコインETFはおよそ5億ドルを手放した。
ただし、取引活動は高水準のままだった。ビットコインETFの総取引価値は20.4億ドルで、マイナスのフローがあっても市場の関与が続いていることを反映している。純資産は1,000億ドルの大台を下回り、710億ドルで着地した。この水準は投資家にとって心理的な重みを持つ可能性がある。
イーサETFも同様の道をたどったが、下げの割合はより大きかった。このグループの純流出は8,773万ドルで、主にFidelityのFETHとBlackrockのETHAがけん引しており、流出はそれぞれ4,837万ドルと3,706万ドルだった。通常は安定した流入の受け皿となるBlackrockのETHBは、珍しく230万ドルの流出を記録した。
イーサETFの出来高は7.506億ドルまで上昇しており、センチメントは弱まったものの、活動が止まっていないことを示唆している。セグメント全体の純資産は1.38億ドルで終了した。
最大手2銘柄を超えると、フローはより微妙な物語を語っていた。XRP ETFは359万ドルの流入を集め、内訳はBitwiseのXRP商品とFranklinのXRPZで、それぞれ212万ドルと147万ドルをもたらした。総取引額は931万ドルで、純資産は10.4億ドルで着地した。
ソラナETFは3回連続で変わらなかった。流入も流出も記録されず、純資産は8.4078億ドルのまま、セグメントにおける現状の勢いの欠如を裏付けている。
全体として見ると、このデータは、好調な走りの後に市場が再調整していることを反映している。ビットコインとイーサでの安定した流出は、利益確定とより慎重なスタンスを示唆する。一方でXRPにおける孤立した流入は、広範な後退というよりは選別的なリスク嗜好を示している。今後の取引週の動きが、このトレンドが深まるのか、安定するのかを決めるうえで重要になる。
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