Cursor。以前はAnysphereとして知られていたAIコーディングのスタートアップは、TechCrunchによれば、新たな資金注入の前に、評価額US$2 billionで少なくともUS$50 billion規模の調達ラウンドが間近に迫っているという。
Thrive CapitalとAndreessen Horowitzがこのラウンドを主導する見通しで、Battery VenturesやNvidiaも参加すると見込まれている。ただしこの案件はオーバーサブスクライブされており、条件はまだ変更される可能性がある。
資金調達の詳細と企業指標
このラウンドは、6か月前のCursorのUS$29.3 billionのポストマネー評価額から、ほぼ2倍になる見込みだ。同社は、関係者によれば、2026年末に年換算の売上高がUS$6 billion超となることを見込んでおり、大企業向けの大口販売ではプラスの総利益率に到達しているという。
プロダクトの位置づけと価格設定
Cursorは、プラグインではなく、完全に統合されたAIネイティブの開発環境として自社を位置づけており、GitHub CopilotやMicrosoftのAIコーディング支援アシスタントのような競合と差別化している。会社の事業計画の費用は、GitHub Copilotの価格を2倍以上上回る。またCursorは、SOC 2 Type 2認証も取得している。これは、セキュリティ管理のための広く利用されている対外監査の標準だ。
最近の価格モデル変更
2025年6月、Cursorは無制限の利用から、段階的な消費(利用)上限へと移行した。これは、ヘビーユーザーがコストを押し上げ、1席あたりの価格設定モデルを損なう可能性があるという課題に対応するものだ。同社は、この変更を、プレミアム価格によって売上目標を達成しつつ、サービスの質を維持するための戦略の一部だと位置づけている。