ソフトバンクグループは5月13日、2026年3月期の年次報告書(2026年3月期、3月31日まで)を公表した。Vision Fundの通年の投資収益は6.64兆円(約460億ドル)で、そのうち約450億ドルがOpenAIへの賭けによるものだ。CNBCの報道によれば、ソフトバンクはOpenAIに累計346億ドルを投資しており、現在の公正価値は796億ドルに達している。未実現の利益は約130%だ。
目次
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OpenAIへの賭けの収益:未実現130%の利益、持株13%
全体の財務パフォーマンス:税前利益が前年比260%増、半導体の布陣を加速
戦略的意義:OpenAIへの賭けがソフトバンクの中核ストーリーに
OpenAIへの賭けの収益:未実現130%の利益、持株13%
ソフトバンクのOpenAI投資の主要な数字:
累計投資額(3月31日まで):346億ドル
公正価値:796億ドル
未実現利益率:約130%
現在の持株比率:約13%
追加投資の約束(SVF2を通じて):300億ドル
約束完了後の累計投資額は:646億ドル
ソフトバンクのOpenAIへのエクスポージャーは、現在の世界的なAI投資エコシステムにおける最大規模の単一賭けで――マイクロソフト(投資額は非公開だが、累計130億ドルと推定)、オラクルやAnthropicなどの他の大口の戦略的投資家を上回る。
全体の財務パフォーマンス:税前利益が前年比260%増、半導体の布陣を加速
ソフトバンクの全体財報:
純利益が前年比333.7%増、5兆円に到達
税前利益が前年比259.9%増、6.13兆円に到達
Vision Fundの投資全体の収益:7.29兆円
OpenAIに加えて、ソフトバンクの当期本業年度も半導体分野を拡張している。65億ドルでAmpere Computingを買収し、既存のArm Holdings、Graphcoreなどの資産と統合して「AI Computing」事業部とし、「半導体IP、チップ開発、ソフトウェアツール、AI演算プラットフォーム」という完全な積み上げを位置づけている。
戦略的意義:OpenAIへの賭けがソフトバンクの中核ストーリーに
チェーンニュースの観察:ソフトバンクが過去3年で組んだ投資ポートフォリオのうち、Vision Fund 1はWeWorkなど複数の失敗の影響を受け、Vision Fund 2はイメージの修復を試みる段階だった。Vision Fund 2のOpenAI投資がこの時点で130%のリターンをもたらし、孫正義に「AI信仰」の実質的な実現の機会を与えることになる。
OpenAIにとって、ソフトバンクの累積投資が646億ドルに達すれば、OpenAI史上最大の単一投資家になる。OpenAIのCFOとAltmanのIPOのタイミングに関する見解の相違を踏まえると、ソフトバンクの13%株式の市場価値はさらに1,300億ドル規模へ跳ね上がる可能性がある――単一投資がソフトバンク史上最大の帳簿上の利益を生む可能性が見えてきた。
ただし、このストーリーの脆さも「未実現」という3文字にある。OpenAIはこれまで上場しておらず、評価額は直近の資金調達ラウンドに基づく比較可能な公正価値によるものだ。もしIPOの評価額が想定を下回る、あるいは市場の状況が変われば、ソフトバンクの帳簿上の数字は直ちに縮小する。ソフトバンクの株価と孫正義の次の資金調達能力、そしてOpenAIのIPOの進捗が決定的な要因となる。
今後追跡できる出来事には、次が含まれる。OpenAIが正式にIPO申請する時点と最終的な評価額のレンジ、ソフトバンクのSVF2が予定どおり300億ドルの追加投資を完了できるかどうか、そしてVision Fundが他の大型AI投資(Anthropic、xAIなど)にどう展開するかだ。
この記事は「ソフトバンクのVision Fundは通年で460億ドル(9割がOpenAIによるもの)」として、最初にチェーンニュースのABMediaで掲載された。
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