6月3日、国連大学 水・環境・健康研究所(UNU Institute for Water, Environment and Health)は、「AIエネルギー消費の環境コスト:カーボン、水、土地のフットプリント」と題する報告書を発表し、人工知能(AI)の利用増加によりデータセンターの水・エネルギー消費と汚染が4年以内に倍増すると警告した。同報告書は、2030年までに世界のデータセンターの電力需要が945テラワット時に達し、これに伴う水消費は13億人の人々の年間の基礎的な生活用水ニーズに相当し、土地占有は14,500平方キロメートルを超えると予測している。報告書は、AIの環境コストの評価は炭素排出だけに限ることはできないと主張する——低炭素排出は低い環境影響を意味しないため、水のフットプリントと土地のフットプリントも評価に含める必要がある。 UN報告書 2030年のデータセンター資源消費水準を予測 同報告書によれば、2025年の世界のデータセンターの電力消費量は448テラワット時(1テラワット=1兆ワット)と見込まれている。この電力消費は約2億800万トンの二酸化炭素を生み出し、これは昨