OpenAIは5月3日、アマゾンのクラウドサービス(AWS)との提携を拡大し、OpenAIモデルとCodexのコーディングエージェントはAmazon Bedrockを通じてAWSの顧客が利用できるようになると発表した。CNBCの報道によると、今回の拡大は4月末にOpenAIとマイクロソフト(Microsoft)がクラウドの独占契約を終了した後の重要な次の一手――OpenAIが「マイクロソフトのクラウド一択」からマルチクラウド展開へ移行することだ。AWS側も、BedrockプラットフォームにおけるOpenAI製品の初期統合をすでに完了している。
背景:OpenAI-マイクロソフトの独占契約終了、IPライセンスは2032年まで
4月末にOpenAIとマイクロソフトが新たな協議に合意:もともとの「マイクロソフトによるOpenAI製品とIPの独占アクセス」構造が終了し、OpenAIはあらゆるクラウドで自社のすべての製品を運用する権利を得た。マイクロソフトは引き続きOpenAIモデルと製品の知的財産権のライセンスを2032年まで保有するが、非独占となる。マイクロソフトはもはやOpenAIの売上分配を支払う必要はないものの、OpenAIはマイクロソフトへの売上分配を2030年まで払い続ける(上限付き)。
この調整は実質的に、OpenAIを「マイクロソフトへの単一依存」構造から切り離し、他のクラウド事業者との深い連携に向けた布石となる。AWSは最初に恩恵を受ける競合クラウドであり、BedrockプラットフォームもOpenAIモデルのマルチクラウド配信の具体的な入口となる。
AWSの統合:OpenAIモデル+CodexコーディングエージェントをBedrockに掲載
AWSの顧客は現在、Amazon Bedrockを通じてOpenAIのモデルとCodexのコーディングエージェント(agentic codingツール)に直接アクセスできる。BedrockはAWSのAIモデル集約プラットフォームで、もともとAnthropicのClaudeやMetaのLlamaなど複数の基盤モデルを統合していた。そこにOpenAIが加わることで、Bedrockは主要な最前線のモデルラインで全体的にカバーできるようになった。
今回の提携のもう一つの重要な点は、2月にOpenAIとAmazonが合意した500億ドルの投資協議――OpenAIはAWSが自社開発したTrainiumチップの2GWの計算能力を使ってAIモデルを訓練し、双方はまた、Amazonのエンジニアチームと共同で、Amazonの消費者向け製品に用いるカスタムモデルを開発することにも合意した。OpenAIのAWSへの支出コミットメントは1,000億ドルに拡大した。
今後の注目:マルチクラウド化の進捗、マイクロソフトとの商業関係の変化
次の注目点は、OpenAIのマルチクラウド展開における具体的な配分――AWSとマイクロソフトのAzureがそれぞれどれくらいの割合になるのか、そしてさらにGoogle CloudやOracleが加わるのかどうかだ。もう一つの注目点は、マイクロソフトAzure上でのOpenAI展開の長期的な位置づけ――もしマイクロソフトの売上分配が大幅に下がるなら、AzureがOpenAIサービスに与える優先度が調整される可能性があるという点だ。
この記事AmazonとOpenAIが提携拡大:モデルがBedrockに掲載、マイクロソフトの独占が終了は、最初に 鏈新聞 ABMedia に掲載されました。
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