人工智慧(AI)による強い需要を追い風に、日本のメモリチップ製造メーカーであるケイオキシア(Kioxia Holdings Corp.)は、最新の決算で、3月末までの利益が5968億円に達し、過去最高を更新したことを示した。また、同社が台湾のメモリ大手・南亜科(2408)への出資として150億台幣超を投じたことも明らかにした。ケイオキシアは現在、米国での上場計画を発表済みだが、上場時期や米国の取引市場(アメリカの取引市場)、関連する詳細はまだ確定していない。
AIのインフラ整備がメモリ需要を押し上げ、Kioxiaは前期の利益が過去最高に
世界の大規模データセンター事業者がAIインフラの構築を積極的に進めることで、フラッシュメモリ(NAND Flash)では世界的な品薄に直面しており、チップ価格も何度も過去最高を更新している。ケイオキシアが本日公表した2026年Q1決算によると、営業利益は大幅に92.7%増の8,704億円となり、市場予想を大きく上回った。さらに、1〜3月期の利益だけでも5,968億円という過去最高を記録した。4〜6月の見通しとして、ケイオキシアは単四半期の営業利益と売上高が1.3兆円(約82億ドル)に上回る見込みだとしており、年換算の売上高は5兆円に達する見込みで、市場予想を大幅に上回る。
世界のNAND供給の4%を占めるケイオキシア、米国上場で資金を拡充へ
メモリ産業は非常に資本集約的な特性を持ち、かつ価格の景気循環による変動の影響を受けやすい。2026年4月時点で、世界のNANDフラッシュメモリの生産能力は月あたり133.7万枚のウェハー規模で、そのうちケイオキシアが岩手県に持つFab 1工場の月産能力は約5.5万枚で、世界の総生産能力の約4%を占める。大型の新工場建設や研究開発の支出に対応するため、ケイオキシアは米国の証券取引所への上場に向け準備を進め、海外投資資金を拡大して、今後のチップ生産能力の増強に向けた準備を整えていると発表した。
(日本・東北で7.5の強震! ケイオキシアのKioxia岩手工場が世界のNANDの4%供給、メモリ供給に警報)
今年の株価は3倍超に急騰、ケイオキシアの時価総額は一気にソニーやユニクロの親会社を上回る
ロイターの報道によると、2024年末に東京で上場して以来、ケイオキシアは、過去にベインキャピタル(Bain Capital)が主導し、東芝(Toshiba)の分社化後に伴う運営面の痛みを徐々に脱しつつある。株価は今年に入ってこれまでに約300%上昇し、時価総額はSONYやユニクロの親会社であるFast Retailingを上回った。将来的には、トヨタ自動車に挑戦し、日本一の稼ぐ企業になる可能性すらあるという。
ケイオキシア、150億台幣超を投じ台湾の南亜科(2408)に出資
ケイオキシアの最新決算の「期後事項」の中で、同社が2026年4月8日に台湾のメモリ大手である南亜科技(Nanya Technology)の普通株を取得したことが明らかになった。この持分取得の総額は156.73億新台湾ドル(約782.08億円)にのぼる。今回の動きは、世界のメモリ分野の顔ぶれを動かすだけでなく、台湾が世界の半導体およびAIサプライチェーンにおいて欠かせない戦略的地位にあることも際立たせている。
この記事は 日本のメモリ大手ケイオキシア(Kioxia)の単四半期利益が5,968億円まで急増し、米国上場を準備中 という内容として、最も早く 鏈新聞 ABMedia に掲載された。
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