シタデル・セキュリティーズは、ある顧客レポートによると、市場と米連邦準備制度(FRB)が直面する主なリスクとして、「成長」ではなく「インフレ」を特定した。同社の欧州・中東・アフリカにおける固定金利(債券)セールス部門の責任者であるノフシャド・シャーは、人工知能主導の設備投資(キャピタル・エクスペンディチャー)ブームのさなかに、この懸念を示した。
シャー氏は、最近の原油価格の上昇が、より広範な物価の圧力へ波及する可能性を高める複数の要因を挙げた。これには、金融環境の緩和、人工知能への投資の増加、そしてより強固な労働市場が含まれる。シャー氏は、これらの状況を総合して「FRBと市場にとって現実のリスク」と位置づけ、AI関連の支出によってもたらされる経済見通しを市場参加者が検討する中で、従来の成長懸念よりもインフレ懸念を上回るものだと述べた。
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