ルドルフ・アッシェンブレンナーの状況認識ファンドは5月27日、Nebius(NASDAQ: NBIS)における1,240万株の保有持分を開示するSchedule 13Gを提出した。これは、株価の最終終値が$208.37であるとして約$26億相当の5.6%の持分となる。今回の開示により、このファンドはAIインフラ企業における最大級の機関投資家の一つとなった。OpenAIの研究チームの元メンバーであるアッシェンブレンナーは、ファンドをAIコンピュート、エネルギー、半導体への投資を軸に設計した。提出により、5月28日のNBIS株は寄り付き前の段階で12%の上昇(ラリー)を引き起こした。
提出の詳細
5月27日のSchedule 13Gの提出書類には、状況認識ファンドが保有するNebius株1,240万株が記載されている。1株$208.37の場合、この持分は合計$2.6 billionとなり、ファンドにとって開示された最大の保有となる。5.6%の保有比率は、取得から10日以内に公表が求められるSECの5%閾値を超えている。
ポートフォリオの文脈
Nebiusは、開示された保有の中でファンド最大のポジションを占めている。ポートフォリオの2番目に大きいポジションはBloom Energy(NYSE: BE)で$8.787億、次いでSandisk(NASDAQ: SNDK)が$7.244億、CoreWeave(NASDAQ: CRWV)が$5.561億となっている。これまでの13F提出では、Iren Limited(NASDAQ: IREN)、Core Scientific(NASDAQ: CORZ)、CleanSpark(NASDAQ: CLSK)などのビットコイン・マイニング企業へのポジションが示されていた。ファンドは、AMD(NASDAQ: AMD)、Intel(NASDAQ: INTC)、Micron(NASDAQ: MU)などの半導体およびAIサプライチェーン株も保有している。
市場の反応と企業の基本情報
Nebiusの株価は5月28日の開示後、寄り付き前の取引で12%上昇した。同社は2026年Q1の売上高として$3.99億を報告しており、前年同期比で684%増となっている。Nebiusは、2026年の契約済み電力供給能力ガイダンスを3 GWから4 GW超へ引き上げた。CitizensとDA Davidsonは、Q1の結果を受けて同社の成長プロファイルに言及しつつ、Nebiusの目標株価を引き上げた。